1. 影絵劇の写し方 | 2. 脚本の作り方 | |
3. 影絵人形の作り方(1) | 4. 影絵人形の作り方(2) | |
5. 影絵人形のあやつり方 | 6. 背景の作り方 | 7. 照明の作り方 |
3. 影絵人形のつくりかた (1)
1、どんな人形をつくるか、イメージをつくりましょう。
@ 脚本(きゃくほん)(台本)をなんども読(よ)んで、登場(とうじょう)する人物(じんぶつ)のイメージをメモに書(か)いておきます。なんども読(よ)むと、読(よ)むたびにいろいろ新(あたら)しいイメージがわいてくるものです。
A 紙にじゆう(じゆう)にイメージを絵(え)にかいてみましょう。イメージがたくさん浮(う)かんだら、イメージのそれぞれの絵(え)をかいてみましょう。イメージを自由(じゆう)に絵(え)にするとき、きっちりとかく必要(ひつよう)はありません。らくがきみたいな絵(え)でいいのです。
B イメージをきめましょう。 脚本(きゃくほん)をもういちど読(よ)んでから、なんまいもかいたイメージから「これにしよう」と一つ選(えら)んでください。
2、人形のサイズを決めておきましよう。
@ おもいつくままに人形の絵をかくと、お父さんがちいさくて、子どもがお父さんより大きいものができてしまったりします。
A 大人のサイズは、たとえばB4タテの紙いっばいにかくとか、子どものサイズはB5タテの紙いっぱいにかくとか、基準をきめておくとべんりです。
3、にんげんのかげえの下絵のかきかたの注意
@ 正面(しょうめん)の絵(え)をかかないでください。正面(しょうめん)をむいた人形をつくってしまうと、まえにすすむにも、カ二みたいに横(よこ)ばいになってしまいます。
A 「顔(かお)・頭(あたま)」は、ま横(よこ)むきでかいてください。
B 「首(くび)」は、団子の串(くし)ざしみたいに頭(あたま)のまんなかにつけてはいけません。
おともだちを横からみてごらん。首(くび)は頭(あたま)のうしろのほうについています。